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勧誘 Nasrin on 2006年11月14日 11:48 pm

「契約」って何?

『突然ですが、「契約する」ってどういう事を言うのですか?』

このように聞かれた時、みなさんはどのように答えますか?
「契約書にハンコを押したら契約した事になるんちゃう?」
「契約書に必要事項を記入してハンコを押して、契約書原本をもらって初めて契約成立ちゃうの?」
「そもそも契約って何?」
とまぁ、いろんな答えが返ってくると思います。確かに、契約書を交わして契約成立とみなす場合もあるかもしれません。しかしそれはその会社や組織の規定であって、実際にはもっと前に契約が成立しているんですよ。

契約成立の瞬間
今では誰もが利用しているコンビニ。ここでも契約が盛んに行われています。
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A君が「これください。」ってな感じでレジに商品を持って行く。
「○○円になるけどええの?」ってな感じで店員がレジを打ち、金額を請求します。
A君は提示された金額を店員に払います。
A君は買った商品を持って帰ります。
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いつもみなさんはこんな感じで(かどうかは知りませんが)コンビニで何かを買っていると思います。実はこれも契約なんです。
「え!? 契約書とかがないから契約とは言わへんのちゃうのん!?」
と言う人もいると思います。しかし、これはちゃんと契約が成立しています。
契約とは、契約書がなくても成立するんです。
ついでに言うと、今回の例ではA君と店員は「これください」「あいよ」ってな感じしか言葉を交わしていませんが、この言葉だけでも契約が成立するという事は、両者の合意があれば口約束でも契約は成立するという事を示しています。

「じゃあ契約書は何のためにあるの?」と不思議に思う人もいると思います。契約書はあくまで契約の内容を証明するための書面であって、この書面によって契約するという事ではありません。
つまり、契約の内容を書面でハッキリさせておき、後でトラブルになる事を防ぐために作られるものなんです。契約成立のきっかけとなるものではないですが、トラブルを防ぐためにも契約書は必ずなくさないように保存しておく必要があります。

契約すると…
さて、先ほどのA君はその日がものすごく寒い事を忘れて、コンビニでアイス100本を買ってしまいました。(ムチャムチャな例ですが、この方がインパクトあって分かりやすいかなぁと思って(^^;)
しかし、「このくそ寒いなかこんなもんこんだけ食えるかぃ!」と一人ツッコミを入れた後、コンビニにアイスを返しに行きました。
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A君「あのー、やっぱりこれいらないんですけど」
店員「いやいや。自分何言うてんねん。そんなん無理やし。」
A君「うそーん。しゅーん…」
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この結果は当然ですね。
よっぽど特別な事情がない限り、返品(キャンセル)は許されないのです。なぜなら、この契約はA君自身が自分で決めた事だからです。
契約した両者がともに返品(キャンセル)の合意をして初めて返品(キャンセル)が可能になります。ものを買ったりサービスを受ける時はよく考えてから契約しないと、後でエラい目に遭います。

先ほど、「自分自身で決めたから返品できない」と書きましたが、これを裏返せば自分の意思に反して買ってしまったものは返品できるという事になります。悪徳業者に騙されて契約してしまった場合なんかはちゃんと解約できるようになっていますので、そこは安心してください。

■まとめ
・契約は口約束でも成立する
・契約書は契約内容をハッキリさせてトラブルを未然に防ぐために書面化したもの
・よっぽどの事情がない限り、一方的な解約は認められない
・契約当事者の両者が解約に関して合意して、初めて解約できる
・騙されて買ってしまったものは一応解約できるようになっている
・基本的には、1人で悩まずに誰かに相談し、よーく考えてから契約するかどうかを決めるように心がける
・契約書はちゃんと保管場所を決めて、いつでも確認できるようにしておく
・アイスを100本買うというような無謀な買い物は絶対にしないこと(笑)

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