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勧誘 & 心理 Nasrin on 2007年2月10日 10:51 am

選択肢という自由

今の世の中は”何でも自由”だという風潮があります。
普段の生活で縛られてると感じることはあまりないですね。きっと。
※仕事で縛られてるとかいう話は置いといて。

契約についても、基本的には自由に行われています。
ただ1つの例外を除いては…

皆さんの中に、選択肢を選んだことがないという人はまずいないと思います。
それくらい、世の中には選択肢というものが普及しています。
選択肢から選ぶことで自分の主張を楽に伝えることができますし、またそれが自由でもあります。
しかし、その行為は本当に自由なのでしょうか?

受験シーズンになるとこんなニュースがでてきます。
「問題の答えが選択肢の中になかったことが分かった。」
その時の受験生が学校に問い合わせて発覚した、ということが何回かありましたね。
どう思いますか?
これはかなり極端な例ですが、選択肢から選ぶということが完全に自由ではないという
いい例ではあると思います。
選択肢から選ぶ形式ではなく、自由記述形式だったらこんなことはなかったはずですね。

人は無意識のうちに、楽な選択をしようとします。
当然、自由に主張をするよりも、選択肢から自分の主張にあうものを選んだ方が楽です。
このことをうまく利用しているのが、今多い悪徳商法の手法です。

必ず買うという前提で、

  • 現金でもお支払いできますよ。
  • 現金が無理ならローンを組んでお支払いいただくこともできますよ。

ほとんどの方が契約されてますよ、と念押しした後に、

  • 今すぐ決めてください。やりますよね?
  • 今すぐ決めてください。もしかしてやらないのですか?

二次勧誘でありがちな、

  • 契約を継続するなら50万円必要です。
  • 退会するなら30万円必要です。

これらは全て2択の例ですが、悪徳業者がよく使う心理術です。
都合よく自分たちの望む選択をさせるよう、あえて選択肢を出して勧誘相手に自由を与えていると
認識させているのです。
本来なら、上記質問には、

  • 買うと決めてませんし、支払うつもりもありません。
  • 今すぐ決められません。しばらく考えさせていただきます。
  • こちらに支払う義務はありません。

といった感じで断るべきなのですが、選択肢から選んでしまう心理が働き、
騙されてしまう人が後を絶ちません。
よく考えることができれば、選択肢から選ぶべきではないことが分かると思います。
また、こういう場合は直感で選ぶべきではないことが分かる場合もあります。
その場合は、自分の直感を信じるべきです。
向こうから突然やってきた選択肢には、選ぶべきかどうかを初めに判断したいですね。

皆さんにも、こういった選択肢に関する不自由を感じたことはありませんか?

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